QNX、医療機器向けIEC 62304に準拠したOSの最新バージョンをリリース

FDA、MDD、MHRAなどの機関による承認が必要な医療機器の開発コストと工数削減に寄与

2014年7月15日 オタワ —QNX Software Systems Limited (本社:カナダ、オンタリオ州オタワ、BlackBerry子会社) は本日、安全性が不可欠な環境向けに高信頼性ソフトウエア プラットフォームを提供してきた実績に基づき、医療機器向けOSの最新バージョンを発表しました。

QNX® OS for Medical 1.1は、医療機器用ソフトウエアの開発と保守に関する安全規格であるIEC 62304(医療機器ソフトウエア - ソフトウエア ライフ サイクル プロセス)に準拠しています。安全性が不可欠で、規制に基づく承認のために厳格な審査を受けなければならない手術支援ロボット、患者モニタリングシステム、輸液ポンプ、血液分析システムをはじめとする医療機器の開発にあたって、メーカーが開発コストを軽減できるように設計されています。

QNX Software Systemsの製品管理ディレクターであるGrant Courvilleは、「医療機器で用いられるソフトウエアは、OSがその本質的な部分を決定します。信頼性の高い操作を実現するアーキテクチャと、ソフトウエアのディペンダビリティ クレームを立証する明確な追跡履歴の双方を実現するOSを使用しなければ、その医療機器の承認プロセス全体が危ういものとなります。IEC 62304規格への準拠を第三者によって認証されたOSを提供することにより、FDA(米国食品医薬品局)、MDD(医療機器指令)、MHRA(英国医薬品・医療製品規制庁)などの規制当局による承認が必要なデバイスの開発コストと工数を削減できるよう、医療機器メーカーを支援していきます。」と述べています。

QNX OS for Medical 1.1は、血管造影法、陽子線治療、レーザー眼科手術、血行動態モニタリングシステムをはじめとするヘルスケアのクリティカルな分野で幅広い実績を有するQNX OSテクノロジーに基づいたOSの新バージョンです。QNX OSはARMv7 およびIntel x86プロセッサに基づくシングルコアとマルチコア デバイスの両方をサポートしています。他のQNX OSファミリとのAPI互換性があるため、多くのソフトウエアの再利用が可能です。

QNX OS for Medical 1.1は、QNX Software Systemsが医療向けに提供する技術ポートフォリオのコンポーネントの一つです。QNXではこの他にも、医療機器メーカー向けに、使用環境で実証されたデータ(proven-in-useデータ)、ハザードおよびリスク解析、実地監査、安全性設計に関するトレーニング、プロフェッショナル エンジニアリング サービスなどを提供しています。また、以下のように豊富なQNXコンポーネントから使用する技術を選択することも可能です。

  • Qtフレームワーク、HTML5、OpenGL ES、Crank Storyboard、動画などのソースで作成されたアプリケーションやコンポーネントをブレンドできるフレキシブルなユーザー インターフェイス技術
  • ソフトウエア動作を最大限に理解するためのプロファイリング ツールを備えた、Eclipseベースの開発環境、QNX® Momentics® Tool Suite
  • QNX パートナー エコシステムが提供する多様なプロセッサ、プロトコル、ツール

リリース時期

QNX OS for Medical 1.1の提供を開始しました。

企業概要

1980年に設立されたQNX Software Systems Limitedは、BlackBerry® Limitedの子会社であり、ネットワーク対応組込みシステム市場向けのオペレーティング システム、開発ツール、プロフェッショナルサービスのリーダー的ベンダです。アウディ、シーメンス、ゼネラル エレクトリック、シスコ、ロッキードといった世界的リーダーが、車載エレクトロニクス、医療機器、産業制御、ネットワーク ルーターなど、時には人命に関わるような基幹アプリケーションでQNXの技術に依存しています。詳しい情報は、www.qnx.co.jpwww.facebook.com/QnxJapanFriendlyをご覧ください。同社の自動車関連事業については、qnxauto.blogspot.comもご覧ください。

モバイル通信のグローバル リーダーであるBlackBerry (NASDAQ:BBRY; TSX:BB) は、1999年のBlackBerryスマートフォンの発売によってモバイル業界に革命をもたらしました。現在、BlackBerryは、モバイル体験の限界を超え続け、世界中で数百万人にのぼるユーザーにとって、成功のインスピレーションとなることを目標にしています。1984年にカナダ、オンタリオ州ウォータールーで設立され、現在、北米、欧州、アジア太平洋地域、ラテンアメリカで事業を展開しています。

詳細情報 QNX 広報担当 (株)トークス
ウェブサイト: www.qnx.com
Eメール: info@qnx.com
片岡直子
QNX Software Systems
+1 613-591-0931
naoko@qnx.com
(日本でのQNX広報代理店)
担当: 坂本、菅野
03-3261-7715(代)
sakamoto.m@pr-tocs.co.jp



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QNX Software Systems Limited(「QSS」)はBlackBerry Limitedの子会社です。このニュースリリースにおける「将来予測に関する記述」は、1995年米国民事証券訴訟改革法(the U.S. Private Securities Litigation Reform Act of 1995)の「セーフハーバー(safe harbor)」条項および適用のあるカナダ証券法に基づき記載されています。このニュースリリースにおいて、「期待する(expect)」、「予想する(anticipate)」、「見積もる(estimate)」、「かもしれない(may)」、「予定である(will)」、「すべきである(should)」、「意向である(intend)」、「信じる(believe)」などの用語および同様の表現が使用されている場合には、「将来予想に関する記述」であることを意味しています。「将来予測に関する記述」は、QSSが、自らの経験、過去の動向、現在の状況および予想される将来の動向についての認識、ならびにその状況において適当であるとQSSが考えるその他の要素を考慮して行う予測および仮定に基づきます。様々な事情により、実際のQSSの結果、実績または業績は、「将来予測に関する記述」における明文や示唆(Annual Report on Form 40-F(この写しはwww.sedar.comまたはwww.sec.govで入手することができます。)に含まれるブラックベリーの「Annual Information Form」の「Risk Factors」の項目に記載されているものを含みます。)と大きく異なることがあります。これらの要素は慎重に検討されるべきであり、読者はQSSの「将来予測に関する記述」に過度に依拠すべきではありません。ブラックベリーおよびQSSは、法律により義務づけられる場合を除き、新たな情報や将来の出来事等によるか否かを問わず、「将来予測に関する記述」を更新または修正することを意図しておらず、その義務を負うものではありません。QSSは、第三者の商品またはサービスのいずれについても責任を負わず、いかなる義務も負わず、いかなる表明、保証、承認も行いません。